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トロオドンの描写から見る近代美術表現史概論

はじめに

近代美術表現史とは、芸術作品の表現の変化から近代美術の歴史を紐解くものである。
トロオドン怪文書出張講演会、18日目の本日は、絵画におけるトロオドンの描写の変化から近代美術表現の移り変わりを見ていく。

トロオドンとは

紀元前より崇拝されてきた、神の1柱である。最初期のころは翼竜の姿で描かれていたが、瞬く間に擬人化された姿で描かれるようになった。
擬人化された御姿は、深く野球帽を被っていて、目元ははっきりと見えない。また、口元には髭が生えている。「ショー・モナ!」と叫びながら男性器を見せつける「チン・ポロ」という儀式を行い、子孫繁栄の加護を授けるとされる。

表現としては華笛院 乳仙(かふえいん ぱいせん・0721~1919)の描いた『とろおどん全身図』の姿が特に有名であり、古今東西のアーティストたちがこぞって引用した。

体臭に親しまれた神であったため、世界中に多くの作品が残されており、美術表現のハッテンを見るための手掛かりとなる。

射精主義

初期に興った表現は、現実をそのまま表現することを目指し、写実的な表現を特徴とする射精主義であった。射精主義という呼び名は、栗の花の匂いが漂ってくるかのように感じるほどの実在感から来ている。カメラが発明されるより以前の時代に、王家の肖像画を残すために重用されたため、王家との癒着を疑われ批判された。

代表作品:ヨハメス・フェラメール『真珠の髭飾りのドン』

陰毛派

このような射精主義に対抗して発性したのが、陰毛派のアーティスト勃ちであった。トロオドンには陰毛が生えていないと言い伝えられているが、なぜ彼らは陰毛派と呼ばれているのか?
『陰毛派』という名前は、描写のモチーフではなく、特有の表現に由来している。陰毛のごとく繊細な筆跡を重ね、一瞬の印象を描き出すことから、陰毛派と呼ばれた。

代表作品:チチーヲ・モメ『陰毛・玉の出』

ダ・スデイル

陰毛派の表現からさらに中傷表現を突き詰めたのが、オラァァンダで発生したダ・スデイルであった。水平線・垂直線からなる直角や正方形、三原色を用いて表現することで、従来の射精主義に対するある種の優位性を示した。モチーフとしては、高速ピストンのスピード感・出した直後の無常さなどがよく見られる。

代表作品:ピエトロ・モンドルヤン『白・青・黄のチンポジション』

ボッキアート

20世紀後半になると、ボッキアートという芸術運動が発生した。これは、大量性産・大量消費社会といった体臭的なモチーフを、勃起のように力強い表現で描き出すものである。作品の意図としては、大量性産・大量消費社会を批判するものから、山や海や農村にかわる新しい「風景」ととらえるものまで様々であった。

代表作品:アァンデル・ウォーッホル『Shot Maridons』

おわりに

駆け足であったが、近代美術表現の歴史を一通り紹介した。Ass19日は、かつ丼先生の「音楽用語だらけの桃太郎」の講義が開催される予定である。